あまぎゃらす

だらだらしたいけど必要に迫られたら本気出す

13年14年のはてなブロガーが強い理由を考えてみた

【読者数TOP100】人気はてなブログの運営期間を調べてみたという記事があったので軽く考察。

13年、14年(正式版リリース直後)のはてなブロガーが強いらしい

先の記事内の分析としては、

13年組と14年組だけで、過半数を独占しちゃってます。

ということらしいです。また、

はてなブログのベータ版リリースが2011年、正式版リリースは2013年。

とも書いてあります。

つまり、正式リリース直後に始めた人間が強いということです。

この原因について当該記事では、プロブロガーやビジネスを理由にあげていますが、わたしは先行者優位アーリーアダプターの観点から説明を加えてみます。

先行者優位は強いよ、とっても

先行者優位とは、先に知名度を上げた人の方が、あとから追いかける人よりも強いよってことです。初期の時点では、ちょっとおもしろいことをかけばまだ大した強豪がいないため一斉に注目があつまり、人気ブログになる可能性があります。

一方で、あとからのひとは知名度を上げるのもひと苦労です。なぜなら先に始めて影響力の高い競合がたくさんいるからです。

並み居る競合を押しのけられる実力がなければトップ層にのし上がれないため、早く始めた人が有利という構造は間違いなくあるでしょう。

アーリーアダプターの書いた記事は面白い。レイトマジョリティの記事はあまりよまれない。

イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードという区分は聞いたことがあるでしょうか? 簡単にいえば、新しい物が出た時にどのタイミングで飛びつくかを示したものです。

名前 比率 意味
イノベーター 2.5% なんでもかんでも新しい物に取り組む人。すぐ飛びつく
アーリーアダプター 13.5% 流行に敏感で新しい物に挑戦する人。イノベーターほどアクティブじゃない
アーリーマジョリティ 34.0% ある程度流行に触れる多数派
レイトマジョリティ 34.0% 流行はあまり追わない多数派
ラガード 16% 伝統的なもの以外触らないタイプ

この分類でいくと、13年14年にはてなブログを始めた層は、アーリーアダプターに当たる人が大半でしょう。

アーリーアダプターの書くものはおもしろい、気がする

一般ウケする記事をかける人というのはアーリーアダプターに多いんじゃないか、というのが個人的な考えです。イノベーターの書くものは新しすぎて一般には理解されず、アーリーマジョリティの書くものは普通すぎて面白みがない。アーリーアダプターくらいがちょうど良いのかなと。

はてなブログに対するアーリーアダプターは他の興味あるものに対してもアーリーアダプターであると予測でき、新しい情報を一般に公開しています。新しい物に飛びつく速さの大体の傾向が、人より早いけど早すぎないくらいの人のブログだから今でも流行っている、という観点はある気がします。

まとめ

先行者優位とアーリーアダプター

2016年組がはてなブログ内で天下をとることはないと思う。

ちなみにわたしははじめて一月。